にいやんねえやん・愛車キャバリエ号の部屋



こんにちは。キャバリエです。
にいやんねえやんがつきあいはじめてから今まで、
ふたりを乗せてあちこち走ってまいりました。

ふたりが結婚するときは、「維持費がかかるから売り払おう」とねえやんに脅されたり、
「子どもが生まれたら2ドアは乗りにくいかな」と冷たい目を向けられたりもしました。

しかしそうしたピンチもくぐり抜け、
今では後部座席にでーんとチャイルドシートが取り付けられて、
家族の足として無くてはならない存在になりました。

このページでは、そんな私の秘密をご紹介します。



キャバリエというのは、トヨタ車です。
そんなクルマあったっけ?という反応を示す人が多いのですが
人気がなくて、現在は販売もされてないので、仕方のないことです。
かつては、「楽ちんキャバリエ」というキャッチコピーで、
所ジョージが愛犬インディ君とともにCMに出演してました。
その話を聞いて、ああ、そんなのあったねと言ってくれる人も結構多いです。


なぜ、所ジョージか。それにはわけがあります。
所ジョージはアメ車好きなので起用されたのです。つまり、キャバリエはアメリカ車なんです。
GM(ゼネラルモーターズ)というアメリカのメーカーが作っています。
アメリカでは、シボレー・キャバリエと呼ばれてまして、割と大衆車の扱いだそうです。
ではなぜ、アメリカの車をトヨタが売っていたのか。
それは、かつての日米貿易摩擦問題にさかのぼります。


その昔、日本はアメリカでクルマを売りすぎる!けしからん!
日本もアメリカのクルマを買いなさい!と要求された経緯がありまして、
その解決策のひとつが、キャバリエをトヨタで売ることでした。
といっても、船で運んできたやつをそのまま売っても、これは売れるわけがありません。
そこで、トヨタの厳しい目で細かいところまで日本人向けに設計を変更し、厳しい工程管理のもと
生産されて、最終的にトヨタマークをぺたっと貼ったのが、トヨタ・キャバリエなのであります。


乗った感じとしては、とにかくよく走ります。2400のエンジンでして加速がいいです。
トルクが太いです。踏めば、ぎゅーんと飛び出す感じです。ああ、3ナンバーの走りだ、と実感します。
アメリカの荒涼とした一本道を、ぶーんと走っていく。トレーラーをかわしてバビューン…てな走りを
イメージしてください。


室内は、クーペにしては後部座席が広いです。尻の大きなアメリカ人サイズです。
トランクも広いですし、後部座席を倒して大きな荷物を積むこともできます。
それから、パネルが割とシンプルで、ボタン類がでかいので操作しやすいです。
これも、指が太くて不器用なアメリカ人のためでしょう。


そして、キャバリエ最大の急所なのが、内装のつくりが雑、質感がよくないことです。
この点、アメリカ人は細かいところは気にしない。クルマは走ればいい。という思想によることのようですが
車内空間を豪勢にきめなければ気がすまない日本人には、受け入れられませんでした。


あと、 日本車と比べると細かい故障が多いようでして、
こまめな点検は欠かせません。
その代わりといっては何ですが、デュアルエアバッグ、ABSが標準装備。
重たいドアの中には、太いパイプが入ってて横からの衝突にも強いそうで、
いざというときの安全性はばっちりなのであります。




2007.1
キャバリエ君、負傷!

ブロック塀のかどに脇腹をぶつけて、
キャバリエ大怪我。
痛そうです。
カーコンビニ倶楽部に1週間入院して、
元通りになりました。
12万5千円なり(ToT)/~~~




2007.12new
さらば!キャバリエ号

家族でおでかけの途中、
一旦停止規制を無視して
交差点に突っ込んだ車に
衝突されました。

へこんだ鉄板の向こうには
妹姫がすわっていました。
しっかりと守ってくれたキャバリエ号
ありがとう。
キャバリエ号とはお別れすることに
なりましたが、
にいやんねえやんは
あなたのことを一生忘れません!!

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