にいやんねえやん・高速ドライブ情報

このページでは、静岡まで高速を使ってドライブしてみようという
チャレンジングなあなたに、
にいやんねえやんの経験から得た情報をお届けします。


【関西から静岡へ】
日本の大動脈とあってどのルートも交通量が多く、特に夜間はトラックが群れをなして走るので、注意が必要です。


名神・東名ルート 関が原を越える最もオーソドックスなルート。
京都で混雑したときは、大山崎から宇治を通り草津に抜ける京滋バイパスを利用できる(高速料金は同じ)。
名古屋(下り岡崎、上り一宮)周辺でも、よく混む。
4時間
名阪・伊勢湾岸ルート 通行無料の名阪国道(天理〜亀山)を利用。この区間、国道といっても信号は皆無で高速道路なみに走れる。
伊勢湾岸道(四日市〜豊田)は、片道3車線の超快適路線で、「名港トリトン」などの巨大橋梁を渡る。その後は、東名を利用。
4時間
下道ルート 高速料金がもったいない!というドケチなあなたに。
国道1号または名阪国道(国道25号)で鈴鹿峠を越えて、名四国道(国道23号)で名古屋南部を抜ける。
愛知・静岡県境までは国道1号(岡崎・豊橋中心部を走るため渋滞あるが初心者向き。)または国道23号(途中隘路あり。上級者向き)を走り、静岡県内は国道1号バイパスを利用する。
にいやんは夜中に何回か走っているが、トラックも結構走ってるので、道に迷う心配はそれほどない。
7時間




【関東から静岡へ】

東名ルート 東京インター〜御殿場インターは片側3車線、首都高及び御殿場以西は2車線です。休日午後は上り線が横浜から都心まで渋滞します。 2.5時間
湾岸ルート にいやんねえやんお気に入りの渋滞回避ルート。首都高湾岸線でベイブリッジを渡って横浜に入ります。 3時間




高速代を浮かす作戦!


藤枝のにいやんねえやん宅から、大阪のねえやん実家まで帰省する場合、
最寄りのインターで乗り降りすると、東名吉田ICから名神吹田ICまで
高速代が片道7,200円かかります。

高いです。
ガソリン代も値上がりしてますので、
何とかして高速代を浮かしてみましょう。


(1)ETC深夜割引を利用

ETCカードを使って深夜を走行する場合、
高速代が30%割引になります。
吉田ICから吹田ICまででは、5,050円。
2,150円浮きます。

深夜割引の条件は
高速の入口または出口のどちらもいいのですが、
深夜(午前0:00〜4:00)にETCゲートを通過しなければいけない。
というもの。
なので、午前4時前に自宅を出発、または午前0時すぎに実家に到着という
ハードな行程になってしまいます。


(2)ETC通勤割引を利用

そこで、もうひとつのETC割引制度である「通勤割引」を利用してみましょう。
通勤割引は、朝と夕方の一定時間内にETCカードを使えば、
50%割引となるもの。(割引額50円未満は切上げ)
深夜割引よりも割引幅が大きく、スケジュールも自由になります!

ただし、
○東京・大阪の近郊区間内走行は対象外
○入口または出口のどちらかで、午前6時から9時、または、午後5時から8時を通過
○入口から出口まで100キロ以内の走行が対象
○割引は、対象午前午後各1回ずつ
という制約があります。

そのため、帰省のような長距離ドライブとなる場合は、
入口から100キロ以内ギリギリのICでいったん高速を下り
再度入りなおすというテクニックを使います。

このようにして行けば、
吉田IC〜音羽蒲郡IC(94.5km):2600円→割引後1300円
音羽蒲郡IC〜吹田IC:5500円
合計6800円となり、正規料金7200円から400円の割引となります。



(3)さらなる割引の追求

もっともっと割引するには、どうすればよいか。

音羽蒲郡ICからまた100キロ以内のICで下りる、
また、そのICから100キロICで下りる、
これを繰り返せばいいのでは?と思うでしょう。
しかし、通勤割引を受けられるのは「1回まで」というルールがあったので、
音羽蒲郡ICより先が割引になりません。

では、これを回避する裏技がないのか?
…ありました。
それは、ETCカードを複数用意すること。
つまり、あらかじめ別のクレジット会社もしくは別人の名義のETCカードを用意しておき、
高速に乗りなおすたびに、カードを差し替えるという方法で
通勤割引を複数回受けることができるのです。

これにより
カード1枚目:吉田IC〜音羽蒲郡IC(94.5km):2600円→割引後1300円
カード2枚目:音羽蒲郡IC〜大垣IC(94.7km):2600円→割引後1300円
カード3枚目:大垣IC〜大津IC(99.4km):2750円→割引後1400円
カード4枚目:大津IC〜吹田IC(40.3km):1400円→割引後700円
合計4700円となり、正規料金から7200円から2500円の割引となりました!

もっとも、入口・出口の時間帯ルールをクリアするためには、
最初の区間の出口を朝6時(夕5時)以降に通過し、
最後の区間の入口を朝9時(夕8時)以前に通過する。
その間は3時間で走らなければいけない。

上の例だと、音羽蒲郡〜大津が約200キロあるので、時速80キロペースで2時間半。
さらに、音羽蒲郡、大垣、大津の3つのICの出入りがあるので、各10分と見積もれば、
ちょうど3時間。
休憩や渋滞(朝夕はどこも混むものです)の時間は考慮されていないので、
結構シビアなドライブになってしまいます。

それと、カードを複数用意するというのも、結構めんどくさいです。
マイレージ割引のポイントが分散されてしまうという欠点もあります。


(4)現実的な割引の追求

そんなわけで、もっと現実的な方法を考えましょう。

まず、100キロ走行は2区間までとします。
これで、ETCカードは2枚あればOK。
時間帯ルールもゆるくなるので、
スケジュールに余裕が生まれます。
さらに、下道を併用することで、かなり高速代が浮かせます。

行程モデル
(大阪方面)
区間 ルート 時間 料金 備考
藤枝→袋井IC 国道1号BP 5:00→6:00 \0
袋井IC→豊田南IC 東名・伊勢湾岸道 6:00→7:00 \1,300
豊田南IC→亀山IC 伊勢湾岸道・東名阪 7:00→8:00 \1,300
亀山IC→天理IC 名阪国道 8:00→9:00 \0
天理IC→松原JCT 西名阪 9:00→10:00 \800
松原IC→大阪 中央環状線など 10:00→11:00 \0
合計 \2,900





(東京方面)
焼津〜東京 東名だと通常4350円。
区間 ルート 時間 料金 備考
藤枝→焼津IC 16:00→16:20 \0
焼津IC→裾野IC 東名 16:20→17:10 \1,100 裾野ICは乗り降りが便利。
裾野IC→東京IC 東名 17:10→18:10 \1,900 御殿場で乗り降りすると3050円になる。
合計 \3,000







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