実録・にいやんねえやんの
はじめてのお引越し




このたびにいやんねえやんは、藤枝市に引っ越すこととなりました。
その一部始終てんやわんやを書き留めておこうと思います。


きっかけ
近所に住んでた祖母が亡くなったこと
将来の家族設計→子育てもあるだろうし、そばに実家があったほうがいいかなあ
でも、両親も元気なので、お互いのびのびとしていたい。
ということで、同居ではなく、実家の近所(「スープの冷めぬ距離」ってやつ)
に引っ越そうという話になったのです。



条件
駅に歩いていけること
家賃はいまと同じくらい
間取り、広さは、今以上(2DK、48平米)
さらに希望を言えば
にいやんの母校と同じ学区
給水タンクではなく直の水道



不動産屋めぐり

ホームメイト東〇
さいきん有名になってきた開発業者。
でも、条件にあう物件は皆無。
いなかの空き地を開発してるのかな?
駅の近所に駐車場を借りて通勤したらどうだと
勧められた(静岡ではままある話です)
テ〇トピアも同じような状況でした。


ミ〇ミニ
すごく混んでる。CMガンガンやってるしね。
担当の兄ちゃんは、今風にひげをちょっとのばして
でもこぎれいとは言いづらい若者。
接客も上手とは言えぬが、
結構素朴でいいやつだった。
物件は、中途半端なやつが多かったが
駅から2分!ってのに一時すごく心を引かれた。
もう一押しが足りなかった。


JA〇井川・不動産部
元農地をアパートにしてるのかな?
ネット検索で調べると、
広めで魅力的な物件が結構あったのだが、
農協だけに土日休み!
商売っけゼロ!
まいりました。


〇鉄不動産
はなから賃貸は相手にしてないようで、
別の有名な業者を教えてくれた。
いいひとでした。


さわや〇住宅

近辺ではいちばん有力のようで、
他の不動産屋にいっても、
「さわや〇さんはもう行かれましたか?」と
何回か聞かれたほどです。
物件もたくさんあり、選びたい放題。
鍵を貸してくれて、どうぞ見に行ってちょうだい!
って感じです。
接客は丁寧、パソコンシステムも駆使して
信頼度は抜群でしたが、
敷金礼金手数料もきっちりいただきますってな
値段設定でした。


アイ〇不動産
こちらでは名の知れた不動産屋ですが、
日曜休み!ってこの時期どうなんでしょう?
再度訪問したところ、
ふつうの不動産屋って感じでした。
きらりと光る物件があり、最後までねえやんは悩んでいたが
予算面でアウト。


〇東建託
最後にたどりついたここで、契約とあいなりました。
CMでやってるような、ちょっと個性的なつくりです。
担当の兄ちゃんは、ちょっととぼけた感じで
とても営業マンには思えません。(主に倉庫担当とのこと)

最初の紹介では、敷金2ヶ月、礼金2ヶ月だったのですが、
話が進み、見積書をもらったところなんと礼金1ヶ月に値下がり!
「間違いかなあ?」「でも黙っときゃいいじゃん」と沈黙を守ってたところ、
契約開始を何日分か早めてほしい、
その代償として礼金を半月分にするから、と言って来た。
(よくわからんが締めの時期の関係で税金が浮くと言ってるが
 契約のノルマを達成するためかも?)
損な話ではないので、OKした。

さらに、下見をしたところ、他の部屋にはついてる物干し台がない。
にい「物干し台がありませんね」
担当「そうですねえ」
にい「でも、他の部屋もみんな同じ物干し台じゃないですか。
   置いてある場所も一緒だし。前の人から返してもらってくださいよ」
担当「しかし、管理部門に問い合わせたところ、こちらでは用意してない、
   たまたま同じ種類になったんじゃないか、とのことでして」
ねえ「えー!?そうなんですかあ?、・・・(落胆)」
担当「・・・ぼくのこと信用してないでしょう」
ねえ「信用するもしないもないでしょう。第一、そちらだって引越業者に
   連絡してくれるはずだったのにしてないでしょう?
   そちらこそ、本当に引越しするかどうかうちのこと疑ってたんじゃないですか?」
担当「あ、ファックスし忘れてた・・・」
ねえ「もう本当に。それにしても物干台、買わなきゃいけないんでしょう?
   あんなものどうやって買ってくるんですか」
担当「いくらぐらいしますかね?1万円ぐらいですかねえ?」
ねえ「えー!?ただでさえ出費が多いこの時期に?勘弁してくださいよ」
という話になり、なんと礼金が1万円(書類作成料分だそうです)になりました!

そして、契約書と諸費用を持っていったときの会話
担当「いま領収の書類を作りますので、ちょっと待ってください。
   (電卓を叩く)あれ合わない・・・ん?どうしてだ?・・・」
   (3分経過)
担当「課長すみません、ここの計算なんですが・・・はあはあ・・・
   いやーお待たせしてすいませんねえ。この書類間違えるとうるさくてね、
   差し替えに行かなきゃならないもんで、慎重に書かないと」
にい「じゃあ、ゆっくりどうぞ」
担当「はい、書き直しますね。えーと、・・・ん?やっぱりおかしいなあ?どうしてだ?」
にい「いただいた見積書には、変なところはなかったと思いますが、何かありました?」
担当「やー、それはいいんですが、こっちの内訳でちょっと合わなくて、
   うん?(激しく電卓を叩く)あれ?・・・ごめんなさい。お時間とらせて」
ねえ「落ち着いてくださいね」
担当「すみません。・・・うーむ、合わない・・・」
   (3分経過)
ねえ「どうですか?見ましょうか?」
担当「すいませんね、ここの家賃のところなんですけどね」
にい「・・・ここ、括弧のところは消費税別だけど、この小計は税込みでしょ。
   税金2回足してませんか?」
担当「おお。そうだ。・・・合う。合った。すいません。書き直します。
   ああよかった。これ最後の一枚でした。じゃ、お金いただけますか?」
ねえ「どうぞ」
担当「はい、確かに。いま印紙貼りますからね。唾で舐めちゃおっと。」
ねえ「間違えたほうに貼らないでくださいね」
担当「・・・、あ。いかん、これは違うヤツだった。」
ねえ「もう。さっき言ったじゃないですか。」
担当「大丈夫剥がれます。また唾で舐めちゃおう・・・」
万事こんな調子でした^^;
ちなみに、担当さん、下見のとき靴下に穴があいてました!
しかも両方!ねえやんは独身とみた。

続く

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