にいやんねえやん
にんにんのまき

ねえやん一族の夏の旅。
今回は、伊賀の国が舞台でござる。

伊賀といえば忍者のふるさと。
忍者修行の旅でござる。
伊賀上野城のとなりにある
忍者博物館

ここで忍者の基本を勉強するのじゃ。
敵が来たら、壁をぱたっと回して
さっと隠れる「どんでん返し」。
忍者屋敷には
こんなからくりがたくさんあるぞ。

ねえやんはここに来るのが、
子供の頃からの夢じゃった。
展示コーナー
忍者の生活や装備を学ぶ。
続いて、忍術ショー。
刀、手裏剣、組紐、吹き矢といった
忍者の武器の扱いを
実演してくれる。
ところどころで笑いをはさむ。
手裏剣打ち体験。

忍者のお兄さんに
手裏剣の扱い方を教えてもらう。
えいっ!
的に当たったかな?
昼ごはんは、町中の食堂にて。
忍者うどんでござる。

手裏剣形の具がかっこいい。
食べてるうちに、天ぷらやら餅やら
スイカやらがあらわれる
びっくりうどんでござる。

少食の姫は難儀した。
それから、伊賀は
豆腐田楽も名物なのじゃ。
うまいのう。
ホテルで忍者衣装に変身。
パーツが多く、着るのは大変じゃった。
じゃじゃーん。カラフル忍者でござる!
見参!
日頃の恨みじゃ〜?
翌朝。 「忍者修行のさと 
赤目四十八滝 忍者の森」
へ。
いよいよ本格的に
実践訓練じゃ。

まずは、塀を乗り越える術。
縄ばしごの術。
綱渡りの術。
大人も黙っちゃいない。
よく見よ、父の忍術を!

縄のぼりの術。
軽やかに
丸太渡りの術。
負けじと、ちび姫も。

見てみて私の
壁登りの術。

かくして、修行を終えた親子忍者は
それぞれの国へ戻っていった。

また会おう。
合言葉は「にんにん」だ。



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おまけ

帰りに、豊川稲荷に寄ったのじゃ。

きつねにどろん!
にんにん。


(2011.8)



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